組積造による構工作は、世界で最も普及している伝統的耐火建築構工作です。組積造最大の特徴は他の構工作では実現できない高耐久・長寿命にあり、築数百年を経た建築物は世界のありとあらゆる場所に存在致します。そんな中で、鉄筋コンクリート組積造(RM造)はメーソンリー※と鉄筋コンクリートの要素技術を結合したハイブリット型の画期的な構工作で様々な用途に使用できる技術であります。鉄筋コンクリート造と同程度の耐震性を確保した壁式構造の耐久壁、壁及び基礎を始めとし、既存建築物の耐震壁の増設や擁壁など様々な用途に使用できます。また、外壁側の工事がないので境界いっぱいに建てることも可能です。耐震・耐熱はもとより、高気密、高断熱、高遮音、長寿命で経済性やデザインの耐用性などにおいても優れた住宅を叶える技術です。
※石、レンガ、コンクリートブロックなどの組石造の建築物
昼間は太陽の熱を外部ブロックが遮断します。夜は蓄冷した冷気があるので涼しく快適です。